第58回 静岡県知的障害者福祉協会大会が開催されました
第58回 静岡県知的障害者福祉協会大会が開催されました。
会員施設・事業所の管理者及び職員が、一堂に会し、提供する障害福祉サービスの、
より一層の向上を目指すとともに、長年に亘り職務に精励した者を表彰し、その
功績を讃え、併せて、施設職員相互の情報交換・交流の場とするため、本年度も
下記のとおり、福祉協会大会が開催されました。
日時:令和6年6月7日(金曜日)10:30~14:50
会場:静岡県総合社会福祉会館 「シズウエル」703会議室
総合司会 : 副会長 匂阪恭子
〇 愛護のうた
〇 開会のことば 静岡県知的障害者福祉協会 副会長 家込 久志
〇 大会スローガン唱和 (福)和光会 あさぎり 西内エリ子 様
< 大会スローガン >
1 自己決定を尊重した支援を進めよう
1 一人ひとりの強みをいかした支援を進めよう
1 地域との関係づくりを意識し重要視した支援を進めよう
1 虐待防止のための研修や啓発を進めよう
1 大規模自然災害や感染症などに備えよう
・西内エリ子(にしうち えりこ)さんが一つずつ読み上げ、参加者全員が続いて唱和しました。
〇 主催者挨拶 静岡県知的障害者福祉協会 会 長 天良 昭彦
〇 顕彰 表彰状 授与 33 名
・永年にわたり、施設職員として職務に精励し、知的障害児・者の福祉の向上に寄与された方々に、
表彰状と記念品が贈られました。
・表彰された皆様の名簿はこちらです。 第58回福祉協会大会 10「表彰者一覧表」(HP用) (PDF:91KB)
・被表彰者を代表して、富士見学園の角谷澄江(かくたに すみえ)さんが、天良会長から表彰状を
受け取られました。皆様、誠におめでとうございました。
〇 来賓祝辞
・ご公務でご多忙の中、次の皆様からご祝辞を賜りました。有難うございました。
静岡県 健康福祉部 障害者支援局 局長 石田雄一 様
静岡県教育委員会 特別支援教育課長 山村 仁 様(代読:人事監 上村英昭 様)
(福)静岡県社会福祉協議会 常務理事 藤原 学 様
〇 来賓紹介
・お忙しい中ご出席いただきました来賓の皆様をご紹介させていただきました。
誠に有難うございました。
静岡県手をつなぐ育成会会長 小出隆司 様
特定非営利活動法人 静岡県作業所連合会・わ 事務局長 遠藤洋輔 様
一般社団法人 静岡県社会就労センター協議会 理事長 山内 剛 様
公益財団法人 静岡県障害者スポーツ協会 専務理事 杉山金吾 様
〇 事例報告
演題:「富士見学園の改築における建物・設備の工夫」
~ソフトとハードは支援の両輪~
講師:(福)あしたか太陽の丘 富士見学園 施設長 鶴田安弘 様
・いつも福祉協会の事業にご協力いただき、感謝申し上げます。
<アンケートより>
・練りに練られて建物の構造、材質等に配慮していることが伝わった。落ち着いて過ごせる生活空間、
活動拠点等に、障がい特性への特段の配慮を感じた。
・トイレの問題は自分の施設にも通じる。同じように対応は難しいが参考となる部分はあった。
・ソフト面での対応には限界があり、ハードも重要になってくることに共感した。
・支援をする上で「ハード」「ソフト」の大切さがわかった。「不具合を集めて新築につなげた」に
ついては、既存の施設でもしっかりと情報を集めて効果的な改修につなげられると思った。
* * * * * * 昼 食・休 憩 * * * * * *
〇 実践報告
演題:「社会福祉法人が担う創造的復興」
講師:社会福祉法人 佛子園 理事長 雄谷良成 様
<アンケートより>
・「BPCは有効か?」作った事に満足せず、多くの想定を重ねていきたい。
・災害に対する意識と地域の連携がごちゃまぜで一体化。福祉に携わる私たちができることを
日ごろから意識する必要性を実感した。
・災害時にも、人と人との繋がりで命が救われることがあることを改めて知る機会となった。
静岡で災害が起きた際のシミュレーションを考える必要性を感じた。
・ごちゃまぜという言葉が印象的。被災すれば障害を持った方もそうでない方も
ごちゃまぜになるので、普段から地域との繋がりを大切にしなければいけないと思った。
・BCPが何も役には立たないとの報告に衝撃を受けた。これこそ、本当の実践報告だと思った。
〇 閉会のことば 静岡県知的障害者福祉協会 副会長 溝口 弘志