令和6年度 会長挨拶(静岡県知的障害者福祉協会 天良 昭彦会長)
会員の皆様には、日頃より、当協会の様々な活動等にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
池谷前会長の後任として、第8代の会長に就任致しました、駿豆学園の天良 昭彦です。会長就任に際し,会員の皆様にご挨拶申し上げます。
副会長として8年間、静岡県知的障害者福祉協会の運営に関わってまいりましたが、会長という大役を仰せつかり、まさに身の引き締まる思いでございます。
4人の副会長、9人の理事、2人の監事の皆様とともに、当協会の舵取りをさせていただくことになります。よろしくお願い申し上げます。
さて、昭和41年に県内の8施設により設立された当協会ですが、現在は会員数200を超える大所帯となりました。
社会福祉基礎構造改革による措置制度から支援費制度へ、障害者自立支援法から障害者総合支援法へと、これまで幾度かの制度改正等がありましたが、多くの先輩方の努力のおかげでそれぞれの時代のニーズに応じた事業を展開出来てきたと思っています。
令和2年からのコロナ禍は、対人援助を業とする我々にとって大きな脅威でしたが、何とか乗り越え今日があります。また、この経験が施設や事業所の事業継続に当たり新たな視点となり、感染症と同様に、地震などの大規模な自然災害時においても、実効性のある災害時相互支援体制整備の構築が、今後取り組むべき道筋として示されました。
「福祉は人なり」という言葉があります。まさに、従事者の人材育成は大きなテーマのひとつであり、また、このホームページが最前線で支援に当たる仕事のやりがいや、魅力等を情報発信することで『共生社会の実現』に歩みを進める一助となれれば何よりです。
令和6年4月1日
静岡県知的障害者福祉協会 会長