「第9回 全国小・中学生障がい福祉ふれあい作文コンクール」学校賞が磐田市立大藤小学校に贈られました。
日本知的障害者福祉協会主催の令和4年度「第9回 全国小・中学生障がい福祉ふれあい作文コンクール」「学校賞」の贈呈のため、溝口弘志副会長と事務局長の増田の両名で磐田市立大藤小学校に伺いました。大藤小学校は、JR東海道線御厨駅から北へ10キロほどのところにあります。
コロナ禍ということもあり、ここ数年の応募作品数はとても少なかったのですが、今年度の静岡県からの「小学生の部」の応募作品数は42作品で、埼玉県、福井県に次いで、全国第3位となりました。このうち、41作品が磐田市立大藤小学校4年生からの応募でした。学校を挙げて多くの作品をご応募いただいたことから、今回、「学校賞」が送られることとなったものです。本当にありがとうございます。
校長室にて、美味しいお茶をいただきながら、校長先生と今回の作文応募にご尽力いただいた大藤小学校の4年部学年主任の栗山美佐子先生とお会いし、コンクールへの応募のお礼とこれからも多くの作文をお寄せいただくようお願いしました。
そうこうするうちに、4年生の児童2人が呼びに来てくれ、会場の体育館まで案内してくれました。体育館に入りますと、そこには作文に応募してくれた4年生の皆さんが待っていてくれました。大きな声で挨拶を交わした後、溝口副会長から児童代表に賞状を手渡しました。そして、受け取った児童は、賞状を皆に見せて喜び合いました。
この後、溝口副会長から児童の皆さんに、「磐田市の人口はどのくらいか知っていますか。そう、よく知っていますね。約16万7千人です。そしてそのうち、約5,000人が身体障害者です。目が不自由であったり車いすを利用したり体が不自由な人たちです。 そして、約1,500人が知的障害者です。難しいことを理解することが苦手な人たちです。さらに、約1,000人が精神障害者です。心の病気で生きづらさを感じている人たちです。皆さんは、福祉教育の中でいろいろな障害を持たれた方と接し、いろんなことを感じたことと思います。その感じた気持ちを大切に今後の生活に活かしてください。障害を持っている人も、障害を持っていない人も、誰もが暮らしやすい磐田市になっていくことを願っています。」と話しかけました。
作文コンクールをきっかけに、福祉のお仕事に関心を持っていただき、福祉の道に進む児童さんが出てくると嬉しいですね。大藤小学校の校長先生、栗山先生、そして4年生の皆さん、今日は本当に有難うございました。 皆さん、しっかりとあいさつをされるので驚きました。