静岡県知的障害者福祉協会

令和6年能登半島地震について(ご挨拶とお願い)

令和6年能登半島地震について(ご挨拶とお願い)

挨拶とお願い

 本来なら例年のごとく「新年あけまして・・・」と続くところだが、今回に限ってはそれを口にすると不謹慎に聞こえてしまうので言うことを控えたい。
 能登大地震が1日16時10分ごろ発生した。その時刻親戚一同が集まり世間話に夢中になっていた。が、各々が持っているスマホの緊急地震速報のアラームが一斉に鳴り響いた。何事かと思ったら、船に乗っているような横揺れが30秒ほど続いたのか?まるで2011年に発生した東日本大震災のような揺れ方だった。
 テレビでは石川県北部にある能登方面の輪島、珠洲市等の震度が6強、7が表示され津波が来ることをアナウンサーは緊迫感をもって伝え、避難を急がせていた。
 今まで震度7は聞いたことがなかったので、未曽有の大地震が起きたことを知った。その後、日が経過するごとに被害の実態が少しずつ分かってきた。亡くなられた方や行方不明者が日々増え、港が隆起により船舶が近づけなくなり、あるいは道路がいたるところで寸断され、液状化現象も出ている地区もあった。
 また、いたるところで停電が起き、断水が続き、食事やトイレに難儀しているとのこと。
 5日には、北陸地区知的障害者福祉協会会長で社会福祉法人佛子園の理事長でもある雄谷良成氏のところで支援物資や義援金の受付を開始した旨の案内が佛子園のホームページに掲載された。受け入れ場所ができたので、静岡県知的障害者福祉協会として何かできることはないかと、本日6日午後1時15分より正副会長+防災担当理事で方向性を話し合い、週明けに理事の皆様にお諮りすることとなった。
 会員施設・事業所の皆様には、今後、日本知的障害者福祉協会からの要請に基づき、ご協力をお願いすることになると思うが、その際にはよろしくお願い申し上げる。
 
 結びに、令和6年能登半島地震で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く日常生活が戻りますことを祈念申し上げ、挨拶にかえさせていただきます。

  令和6年1月6日
            会長 池谷  修

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