静岡県知的障害者福祉協会

令和5年度 日知協 全国会長・事務局長会議(2日目概要)

令和5年度 日知協 全国会長・事務局長会議(2日目概要)

文責:静岡県知的障害者福祉協会事務局長

令和5年度 日本知的障害者福祉協会 全国会長・事務局長会議

―――< 2日目 >―――

【10 月26 日(木)】
会 議 午前9 時30 分~11 時40 分
   中央情勢報告並びに協会活動報告
   地区会の活動報告
   質疑応答

<井上会長挨拶骨子>
都市部と状況が大きく異なる、各地域、地方の実情をしっかりと踏まえて、発信していくことが大切である。入所施設やグループホームに対する、「障害者権利条約対日審査総括所見」について、現場の想い、利用者の希望などを踏まえた方針を明確に打ち出し、「居住の場」をしっかりと確保していくことが大切である。

 

<各地区会会長報告> 抜粋

関東地区会:山下会長(東京都)
・都内での入所待機にしびれを切らし、千葉県や埼玉県などの営利法人が運営する日中サービス支援型グループホームに移っていく。
・グループホームの指定停止事案も発生しており、質の向上が喫緊の課題であることから、営利法人が運営するグループホームに対し、協会が主催する各種研修会にも参加してもらい、質向上、底上げを図っている。

 

東海地区会:川崎会長(愛知県)
・コロナ禍の中でも人材育成は重要であることから、施設長研修、職員研修などは、オンラインを活用しながら継続して実施してきた。
・本年度は、施設長研修、職員研修ともに、コロナ以前の対面方式で開催することができたが、以前と比べると、2~3割程度参加者が減っている。
・東海地区会の監事で、静岡県の前会長の八谷重之氏が、本年度、日本知的障害者福祉協会会長賞を受賞した。改めて感謝申し上げる。また、東海地区職員研修には井上会長にお出でいただき、八谷氏に花束を贈っていただいた。重ねて感謝申し上げる。

 

 

四国地区会:森会長(香川県)
・日知協の社会福祉士養成所の運営委員を務めている立場から一言お願いする。定員300人のところ、近年は、160人とか170人という具合で大きく定員割れをしている。各地方会には更なるアナウンスをお願いする。

 

 

九州地区会:武元会長(熊本県)
・障害者権利条約対日審査総括所見は、入所施設を悪者扱いにしているが、利用者の選択権の侵害ではないか。昭和9年に愛護協会が発足し、来年は90周年の節目である。入所施設こそが日知協のアイデンティティであり、入所施設のあり方をしっかりと議論して欲しい。

 

 

<意見交換>
・強度行動障害支援者養成研修が、単なる「加算」を得るためだけの研修になっている。具体的な支援の向上に取り組まなくても加算されるのはおかしい。
・スケジュールは管理するために作成するものではない。利用者自らが見通しを立ててスケジュールを作成できるよう、実践的意思決定支援を進めたい。
・送迎加算の必要性はわかるが、必要最小限度にしないと、利用者の社会参加の機会を奪うことになりかねない。公共交通機関を利用できるように支援することも大切だと思う。
・支援の「質の評価」について。ストラクチャー(構造)中心の評価から、プロセス(過程)重視にすべきである。「意思決定支援」はもっと評価されてしかるべきである。
・評価は、ジャッジメントではなく、コンサルティングとして、改良・改善に向けた指導や助言であるべき。
・入所施設の利用者に対しても、状況に応じてヘルパー派遣(居宅介護)が可能になると、職員の負担軽減につながる。なんとかならないものか。
⇒土曜日や日曜日の支援の位置付けは曖昧である。利用者のリハビリや個別ニーズに対応するための居宅介護の利用については、皆同じ思いだと思う。(執行部)

・グループホーム利用者はどんどん増えている。「施設入所者を減らして地域移行を進める」という考え方は改めるべきだ。
⇒ 選択できる入所施設ということであり方を考えていきたい。一生幸せに暮らす、どこで暮らすのか、入所施設の役割は大きい。厚労省も日知協とともに議論をしていき、今後、なんらかの方向性が示されると思う。(執行部)

・第一種社会福祉事業と第二種社会福祉事業の違いを明確に打ち出すべきである。
・施設入所者を減らし、グループホームに総量規制というのは、おかしい。営利法人の運営する日中サービス支援型グループホームはひどいものがある。居住の場と日中は別々が望ましい。
・強度行動障害のある方が増える中、一人での夜勤は大変である。グループホームでは支援者の負担が大きく、虐待にもつながる。世話人ではなく、専門性のあるスタッフが必要だ。入所施設にはスケールメリットがある。
⇒ 人員体制も含め、あり方を考えなくてはならない。(執行部)

・全国会議の資料は、あらかじめじっくりと目を通したい。事前にデータでの配布を強く要望する。
・居住環境の改善、生活の質向上など、様々な課題があるが、厚労省は我々の提言にまともに向き合わない。実態を積み上げ、気運を高めていかねばならない。今が正念場だ。

会議2日目

全国会議2日目

地区会長報告

東北地区協会の井上会長(山形県)

質問

質問をする島会長(沖縄県)

質疑

質問をする武元会長(熊本県)

地区会長報告

中国地区会活動報告をする八渡会長(鳥取県)

地区会長報告

関東地区協会の山下会長(東京)

地区会長報告

九州地区協会の武元会長(熊本県)

地区会長報告

四国地区協会の森会長(香川県)

地区会長報告

近畿地区協会の活動報告をする兵庫県の松端会長

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